2013年03月15日

【TPP交渉参加に関して】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

さて、本日、夕方TPP交渉参加を、正式に表明すると報道されましたが、先のブログにも書いたように、フリーハンドで交渉の場に送り出すわけではありません。

自民党の外交・経済連携本部は、安倍首相に対して『TPP対策に関する決議』(全文は←をクリック)を申し入れました。

民主党政権下では、TPPに関する情報が本当に出て来ませんでした。自民党は細かい情報をHPに上げているにも関わらず、あまり報道されないのは問題と思い、取り敢えずここに全文のリンクを貼りました。

交渉に参加しても、細かい情報は出せないなど、TPPに関しては参加表明国内でもそれぞれ思惑があり、決して簡単な交渉にはならないと予想されます。

TPPは、農業だけでなく、金融、保健、労働などあらゆる分野に影響を及ぼす問題だけに、党内議論を重ねた成果を持って、日本の国益を守ることが出来ない場合には『脱退も辞さないものとする』との一文が記載されたことは大いなる成果といって良いのではないでしょうか。
タグ:TPP
posted by 三ッ矢憲生 at 15:50| Comment(3) | 政治 

2013年02月25日

【TPP諸問題】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

今年一番の寒波の襲来で、昨日は伊勢でも粉雪が舞っていました。

青森県など、東北や日本海側では、今年も、例年に無い積雪を記録し、除雪の予算が足りなくなるような事態がおこっています。昨年も、この時期に、谷垣前総裁が政府に対して、除雪費用の追加を要望しました。
今年は、既に170市町村に特別交付税交付金を支給しました。

豪雪地方でも、除雪が適切になされなければ、生活インフラが麻痺してしまいます。これは温暖な伊勢志摩地域に住んでいると実感がありませんが、こういった危機管理も政府が責任を持ってやっているということが政権に対する安心感につながるのでしょう。

就任以来安倍政権の支持率は上がり続けています。具体的には、まだ何も成果を上げたり、目新しい事をやっているわけではないのですが、きちんと予算を配分し、地方の様々な問題にも目を光らせているという安心感があるのでしょう。

さて、安倍総理が、アメリカでオバマ大統領と会談し帰って参りました。

新聞は、『TPP交渉参加』が決まったかのような報道をしていますが、日米共同声明には、そのようなことは謳われておりません。【日米共同声明 全文】

 安倍総理の訪米に先だって、三ツ矢の参加する外交経済連携調査会において、TPP交渉参加の条件として、具体的に、以下の六点の基本方針を総理に順守するように議決しました。

@ 政府が「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する
A 自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
B 国民皆保険制度を守る
C 食の安全、安心基準を守る
D 国の主権を損なうようなISD条項は合意しない
E 政府調達、金融サービス等は、我が国の特性を踏まえる


 様々な懸念のある問題には、明確な基準を議決することが、政党の責任であり、政治家はそれを作るために、資質が問われます。リーダーのひとりよがりの思い込みで、政策を進めてしまったのが、前政権であり、それは、民主党の元総理だけの資質の問題ではなく、政党として、明確なルール作りのシステムを持っていなかったことに帰結します。
 それだけに、皆様から見れば、自民党の政治のやり方は、意思決定が遅く、じれったく思われてしまうかもしれませんし、そのことが『維新の会』はじめ、第三極と言われる政党の支持を伸ばしている原因でもありますが、社会が複雑にからみ合って構成されている以上、個人の思いつきで政策決定ができてしまうと、より大きな『ひずみ』を生み出してしまうのではないでしょうか。
タグ:TPP
posted by 三ッ矢憲生 at 17:51| Comment(2) | 政治 

2012年10月20日

【何故解散を迫るか】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

昨日の党首会談が物別れに終わったニュース等で、「何故自民党は解散にこだわるのか」「もっと協力できないものか」といった声をよく聞きます。

少し前ですが、東日本大震災の復興予算が、全く被災地と関係ない補助事業などに流用されていたという報道がなされました。

事前防災の為の港湾整備や、耐震改修に使用されるならばともかくとして、復興と全く関係のない中韓友好促進団体への補助金などに横流しされてしまいました。

『政治主導』とスローガンは立派ですが、閣僚クラス含めて、予算のチェックもまともにできない素人集団が船頭では、このような事態が、今後も頻発する可能性が多々あります。

そのような政党が、政権に居座り、来年度予算を編成し、必要な経済対策をすること無く、さらに復興のためと消費増税にひた走る事を阻止するために、自民党をはじめ、野党は解散を要求しているのです。

さて、安倍新総裁、石破幹事長のもと、三ツ矢は新たに党外交部会長、国際局局長代理に任命されました。
経済対策同様に、国家が存立していくために、外交を疎かにするわけには行きません。
バーンズ米国務長官.png安倍新総裁、三ツ矢外交部長バーンズ米副国務長官と面談
鳩山元総理以来、日米関係を壊し、韓国ロシアなど、領土問題を抱える国との関係を壊し、尖閣に付け入るスキを与え、日本の経済力の低下とともに、国際的な発言力が低下している現状で、この国の外交を立て直す事は急務であります。

話は変わりますが、今月は伊勢神宮で最も大切なお祭りの一つである、神嘗祭が斎行されました。
神嘗祭は五穀豊穣を感謝するお祭りであり、稲作を通じて独特の共同体を作ってきた日本人の文化が祭りという形で立ち現れたものとも言えます。

政治はかつて「まつりごと」と言われ「祭、祀」を滞り無く行うことが共同体である「クニ」の使命でありました。そのためにリーダーは、灌漑を整え、荒地を開墾する指揮をとり、富を分配し、収穫の喜びを祭りを通じて分かち合いました。

今、政治に求められているものも、やはり、国民が安心して生産活動を行い、個人の努力に応じて、平等に国富を分配し、外敵に襲われないよう常に周囲と交渉し、隙を見せないリーダーシップを発揮することではないでしょうか。

その為には、国民に選ばれたプロ集団が、本当の『政治主導』を発揮しなければなりません。
posted by 三ッ矢憲生 at 16:52| Comment(1) | 政治