2012年10月20日

【何故解散を迫るか】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

昨日の党首会談が物別れに終わったニュース等で、「何故自民党は解散にこだわるのか」「もっと協力できないものか」といった声をよく聞きます。

少し前ですが、東日本大震災の復興予算が、全く被災地と関係ない補助事業などに流用されていたという報道がなされました。

事前防災の為の港湾整備や、耐震改修に使用されるならばともかくとして、復興と全く関係のない中韓友好促進団体への補助金などに横流しされてしまいました。

『政治主導』とスローガンは立派ですが、閣僚クラス含めて、予算のチェックもまともにできない素人集団が船頭では、このような事態が、今後も頻発する可能性が多々あります。

そのような政党が、政権に居座り、来年度予算を編成し、必要な経済対策をすること無く、さらに復興のためと消費増税にひた走る事を阻止するために、自民党をはじめ、野党は解散を要求しているのです。

さて、安倍新総裁、石破幹事長のもと、三ツ矢は新たに党外交部会長、国際局局長代理に任命されました。
経済対策同様に、国家が存立していくために、外交を疎かにするわけには行きません。
バーンズ米国務長官.png安倍新総裁、三ツ矢外交部長バーンズ米副国務長官と面談
鳩山元総理以来、日米関係を壊し、韓国ロシアなど、領土問題を抱える国との関係を壊し、尖閣に付け入るスキを与え、日本の経済力の低下とともに、国際的な発言力が低下している現状で、この国の外交を立て直す事は急務であります。

話は変わりますが、今月は伊勢神宮で最も大切なお祭りの一つである、神嘗祭が斎行されました。
神嘗祭は五穀豊穣を感謝するお祭りであり、稲作を通じて独特の共同体を作ってきた日本人の文化が祭りという形で立ち現れたものとも言えます。

政治はかつて「まつりごと」と言われ「祭、祀」を滞り無く行うことが共同体である「クニ」の使命でありました。そのためにリーダーは、灌漑を整え、荒地を開墾する指揮をとり、富を分配し、収穫の喜びを祭りを通じて分かち合いました。

今、政治に求められているものも、やはり、国民が安心して生産活動を行い、個人の努力に応じて、平等に国富を分配し、外敵に襲われないよう常に周囲と交渉し、隙を見せないリーダーシップを発揮することではないでしょうか。

その為には、国民に選ばれたプロ集団が、本当の『政治主導』を発揮しなければなりません。
posted by 三ッ矢憲生 at 16:52| Comment(1) | 政治 

2012年08月31日

【南海トラフ 被害想定】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きます。

さて、先日内閣府が南海トラフ(太平洋沿岸に日本列島に沿うようにある大規模な地震発生帯)における巨大地震の発生を想定した被害予測を発表しました。

これによると、静岡から九州、沖縄にかけて、32万3000人もの死者(殆どが津波被害による)が想定されています。

昨年の東日本大震災と比べても、如何にこの地域で大地震が起こった時に日本に与えるダメージが大きいかが窺い知れます。

同時に、防災対策を施すことで、この被害は大幅に削減可能とも発表されました。

政府は、防災対策が国民の生命、財産を守る事に直結することを認識しているのです。

ところで、伊勢には江戸時代初期に松井孫右衛門という庄屋さんがおりました。
伊勢市を流れる宮川は、度々氾濫して、田畑、家屋を流す暴れ川だったのですが、見かねた孫右衛門翁は私財をなげうって、堤防を築き、最後には自ら志願して人柱となって宮川の氾濫を抑えたと伝えられています。
DSCF5042.JPG8月25日松井孫右衛門翁命日祭にて
現在もその場所には小さな社が建ち、孫右衛門翁は伊勢市民の安全を見守る神として多くの崇敬を集めています。
領主でも役人でもない人間が公のため自らの命まで捧げる行動には、心を揺り動かされずにはいられませんが、こういった公共精神こそ、政治本来の役割のはずです。

公共事業の本来の姿、必要性を無視して、事業仕分けと言う名のパフォーマンスに終始した結果は今更何も言うことはありません。

三ツ矢は、東日本大震災以来、迅速な復興と同時に、この地域や、首都圏直下型地震への備えが必要であると、自民党の国土強靱化総合調査会での議論を重ねて参りました。

そして、6月には『国土強靱化基本法案』を提出しました。(内容に関しては過去エントリ参照願います)

ところが、肝心な与党の政調会長を務める前原元国土交通大臣は7月25日に都内の講演で「国土強靱化は絶対に認めない」と発言しました。

政府は、これだけの被害を予測し、かつ、適切な防災対策によって守ることができる命があることを認識しているのに、肝心の与党内でまたもや意見が纏まりそうになく、国民の安全は置き去りにされてしまいます。

国民に「地震が来たら大変だ!」と恐怖を煽るのであれば、「国はこのような手立てで国民を守る」という方針も同時に発表すべきではないでしょうか。国家の根本である国民の生命と財産を守ることができないのであれば、政権の座から退場していただきたいとも思います。

東北の被災地は、未だに片付かない瓦礫の山があります。世界的な不況と円高デフレの影響で国内製造業も非常に苦しい状況が続く中、デフレ解消策も打ち出せない政府。
一方外交関係は米・露・中・韓・北朝鮮といずれをとっても上手く進んでいません。

空転国会、問責決議。皆様色々と意見はあるかと思います。しかし、この政権に果たして来年度予算、私たちの未来を任せることが出来るのか?
松井孫右衛門翁の精神に立ち返り、真面目な政治を取り戻す為に今は戦わなければならない時期ではないでしょうか。
posted by 三ッ矢憲生 at 17:56| Comment(3) | 政治 

2012年07月19日

【繰り返される豪雨災害】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

本州のほとんどで、梅雨明けが宣言され、急に暑い日々がやってまいりました。
一方で、九州を襲った集中豪雨は、29名の死者を出し、8200棟以上の住宅に床上、床下浸水の被害を与えました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
DSCF4671.JPG紀北町七夕物語にて
今回の豪雨を、気象庁は「経験のないほどの大雨」と表現しましたが、昨年、紀伊半島を襲った台風も甚大な被害を及ぼし、台風シーズンが来る度に不安を抱えて暮らしている方々が大勢いらっしゃいます。
地方のみならず、東京23区では下水管の太さが1時間に50_をまでの降水量を処理する事を前提に作られています。今回の九州豪雨では11地点で1時間に80_を超える雨量を計測、平成12年の東海豪雨では、愛知県の東海市で一時間に114_の降水量を記録しており、大規模な集中豪雨は毎年日本のどこかを襲っています。こういった豪雨が首都で起きた場合、交通や経済活動だけでなく、国民の生命・財産にも被害を与える事が予想されます。
IMG_3292.JPG二見興玉神社例祭
 自民党が提出した『国土強靱化基本法案』に対しては、案の定、土建バラマキ政策だなどの批判が寄せられています。しかし、自然災害多発国であるからこそ日本人は自然を畏怖しながらも、灌漑技術を磨き、土木技術を進化させ、長い年月をかけて自然と向き合う暮らしを選択して来ました。
IMG_3324.JPG紀伊長島 国政報告会
 社会資本整備とは、ダムや堤防を作るだけでなく、山や田畑による保水力を高めるための治山事業も含まれますし、アスファルト舗装の在り方なども今後議論されなければならないでしょう。
 人々の生活のすべてを支える社会資本整備を蔑ろにして、果たして政治は役割を果たしていると言えるのでしょうか。
posted by 三ッ矢憲生 at 17:58| Comment(0) | 政治