2012年08月31日

【南海トラフ 被害想定】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きます。

さて、先日内閣府が南海トラフ(太平洋沿岸に日本列島に沿うようにある大規模な地震発生帯)における巨大地震の発生を想定した被害予測を発表しました。

これによると、静岡から九州、沖縄にかけて、32万3000人もの死者(殆どが津波被害による)が想定されています。

昨年の東日本大震災と比べても、如何にこの地域で大地震が起こった時に日本に与えるダメージが大きいかが窺い知れます。

同時に、防災対策を施すことで、この被害は大幅に削減可能とも発表されました。

政府は、防災対策が国民の生命、財産を守る事に直結することを認識しているのです。

ところで、伊勢には江戸時代初期に松井孫右衛門という庄屋さんがおりました。
伊勢市を流れる宮川は、度々氾濫して、田畑、家屋を流す暴れ川だったのですが、見かねた孫右衛門翁は私財をなげうって、堤防を築き、最後には自ら志願して人柱となって宮川の氾濫を抑えたと伝えられています。
DSCF5042.JPG8月25日松井孫右衛門翁命日祭にて
現在もその場所には小さな社が建ち、孫右衛門翁は伊勢市民の安全を見守る神として多くの崇敬を集めています。
領主でも役人でもない人間が公のため自らの命まで捧げる行動には、心を揺り動かされずにはいられませんが、こういった公共精神こそ、政治本来の役割のはずです。

公共事業の本来の姿、必要性を無視して、事業仕分けと言う名のパフォーマンスに終始した結果は今更何も言うことはありません。

三ツ矢は、東日本大震災以来、迅速な復興と同時に、この地域や、首都圏直下型地震への備えが必要であると、自民党の国土強靱化総合調査会での議論を重ねて参りました。

そして、6月には『国土強靱化基本法案』を提出しました。(内容に関しては過去エントリ参照願います)

ところが、肝心な与党の政調会長を務める前原元国土交通大臣は7月25日に都内の講演で「国土強靱化は絶対に認めない」と発言しました。

政府は、これだけの被害を予測し、かつ、適切な防災対策によって守ることができる命があることを認識しているのに、肝心の与党内でまたもや意見が纏まりそうになく、国民の安全は置き去りにされてしまいます。

国民に「地震が来たら大変だ!」と恐怖を煽るのであれば、「国はこのような手立てで国民を守る」という方針も同時に発表すべきではないでしょうか。国家の根本である国民の生命と財産を守ることができないのであれば、政権の座から退場していただきたいとも思います。

東北の被災地は、未だに片付かない瓦礫の山があります。世界的な不況と円高デフレの影響で国内製造業も非常に苦しい状況が続く中、デフレ解消策も打ち出せない政府。
一方外交関係は米・露・中・韓・北朝鮮といずれをとっても上手く進んでいません。

空転国会、問責決議。皆様色々と意見はあるかと思います。しかし、この政権に果たして来年度予算、私たちの未来を任せることが出来るのか?
松井孫右衛門翁の精神に立ち返り、真面目な政治を取り戻す為に今は戦わなければならない時期ではないでしょうか。
posted by 三ッ矢憲生 at 17:56| Comment(3) | 政治 

2012年07月19日

【繰り返される豪雨災害】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

本州のほとんどで、梅雨明けが宣言され、急に暑い日々がやってまいりました。
一方で、九州を襲った集中豪雨は、29名の死者を出し、8200棟以上の住宅に床上、床下浸水の被害を与えました。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
DSCF4671.JPG紀北町七夕物語にて
今回の豪雨を、気象庁は「経験のないほどの大雨」と表現しましたが、昨年、紀伊半島を襲った台風も甚大な被害を及ぼし、台風シーズンが来る度に不安を抱えて暮らしている方々が大勢いらっしゃいます。
地方のみならず、東京23区では下水管の太さが1時間に50_をまでの降水量を処理する事を前提に作られています。今回の九州豪雨では11地点で1時間に80_を超える雨量を計測、平成12年の東海豪雨では、愛知県の東海市で一時間に114_の降水量を記録しており、大規模な集中豪雨は毎年日本のどこかを襲っています。こういった豪雨が首都で起きた場合、交通や経済活動だけでなく、国民の生命・財産にも被害を与える事が予想されます。
IMG_3292.JPG二見興玉神社例祭
 自民党が提出した『国土強靱化基本法案』に対しては、案の定、土建バラマキ政策だなどの批判が寄せられています。しかし、自然災害多発国であるからこそ日本人は自然を畏怖しながらも、灌漑技術を磨き、土木技術を進化させ、長い年月をかけて自然と向き合う暮らしを選択して来ました。
IMG_3324.JPG紀伊長島 国政報告会
 社会資本整備とは、ダムや堤防を作るだけでなく、山や田畑による保水力を高めるための治山事業も含まれますし、アスファルト舗装の在り方なども今後議論されなければならないでしょう。
 人々の生活のすべてを支える社会資本整備を蔑ろにして、果たして政治は役割を果たしていると言えるのでしょうか。
posted by 三ッ矢憲生 at 17:58| Comment(0) | 政治 

2012年07月02日

【まずはデフレ脱却】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

世間では、民主党が割れるのか、小沢グループは離党するのか、何人ついていくのかなどということばかりが話題に上っています。
IMG_3248.JPG自民党鳥羽支部総会
消費税増税に関して、平成26年度には8%に増税される事が確定したように報道されていますが、今回衆議院を通過した法案には、税率を引き上げる際に経済成長を前提とする、いわゆる『景気条項』が盛り込まれているます。

つまり、私たち野党は増税より先に景気回復、デフレからの脱却を優先させることを、政府に呑ませたということです。

そして、デフレからの脱却の手段として自民党は6月に国土強靭化基本法を国会に提出しました。
6月24日に、『復興支援イベント 〜元気やで!紀宝町〜』が、昨年の台風12号で甚大な被害を受けた相野谷小学校にて開催されました。
DSCN0689.JPG
自然災害大国でもある我が国では、大地震のみならず、台風、火山の噴火、土砂崩れと、大規模な自然災害に襲われ、その復旧にも長い時間と多額の費用がかかっています。
何より、大規模な自然災害は、国民の住居など財産を奪い、失われた命が戻ってくることはありません。

和歌山県では、砂防ダムのおかげで、土砂崩れから守られた集落もありました。

自然を征服する事はできませんが、災害に対する備えは国民の命を預かる政府として疎かにすることは許されません。

『コンクリートから人へ』といって、直接給付でばら撒かれた皆さんの税金は、なんら国内経済を浮揚させる事無く、この度の3党合意において、事実上のマニフェスト破綻を政府は認めました。
DSCN0697.JPG
デフレを解決しつつ、国民の生命と財産を守る政策を自民党は提示しました。
民主党内の混乱が、一日も早く解決し、議論が前に進むことを望んでいます。
posted by 三ッ矢憲生 at 10:08| Comment(2) | 政治