2012年06月16日

【衆議院 外務委員会】

こんにちは、三ツ矢事務所です。
梅雨を迎えましたが、心なしか気温が上がらず寒い日が続くような気がします。
韓国では雨が降らず、農産物にかなりの被害が出ているようですが、我が国の今年の収穫にも不安が残ります。

さて、金曜日は税と社会保障の一体改革の修正協議がようやく3党合意に達しました。
その裏で、日本の外交、安全保障戦略に関して、衆議院外務委員会で三ツ矢が質問に立ちました。

動画(衆議院インターネット中継)
外務委員会.png

質問要点 (  )内 玄葉大臣回答

@税と社会保障の一体改革に関して 

税と社会保障の一体改革関連法案の三党合意がなったとしても、民主党内が分裂含みである。それでも大臣は今国会で法案を通すべきと考えるか?

(今国会で成立させるべき)

A米軍の再編成に関して

米軍による中国を年頭に置いた再編成に関してどう思うか?

(一言で言えば歓迎する)

上海協力機構に見られるように、中ロはアメリカの動きに対応して、蜜月ぶりを示している。
一方アメリカは軍事予算の削減を迫られており、自前の軍事施設を持つのではなく、適宜同盟国、友好国の施設を使用するようシフトしている。
中国の成長に伴い、パワーバランスも変わってくると思うが、日本はこういった動きにどこまで、何をすべきか、短期、中長期の戦略は?

(日米中の戦略対話は重要、安保のみならず経済の問題も踏まえたい。動的防衛協力という概念を作り上げた。中国が責任ある経済大国として振る舞って行くよう訴えかける)

米国は国外の安全保障予算を削減している、日本は新たな費用負担を求められるのか?

(グアム協定の範囲内で行う)

世界のパワーバランスが変化している今、日本も自前の安全保障を真剣に考える時期に来ている。米軍との共同訓練など自衛隊のプレゼンス(存在感)を増すような政策を取らなければならない。

CTPPに関して

アメリカ自動車業界の日本参加の反対は根強い、TPP交渉の進捗状況はどうか?

(TPPは大戦略であるが、日中韓の経済関係と両輪であると捉えている。日米協議も大事だが、国内での合意形成が必要。)

日中韓のFTA、日韓EPAは韓国に利点が全くない。TPPに前のめりになれば日中韓の交渉も進まないだろう。



D中東情勢に関して

イラン問題、イスラエルが冒険主義的行動に出た場合、日本は8割の原油をホルムズ海峡に依存しており、エネルギー問題は日本にとって死活問題になる。
イスラエルに対して自制を促したか?
(GWに中東を歴訪し、外交解決を求めたが、イスラエルはあらゆるオプションを排除しないと回答した、イランに対しても圧力をかける)

イランへの国際圧力は相当高いが、北朝鮮とのバランスを欠く。既に核を持っている北朝鮮への国際的な圧力を国連に働きかけて頂きたい。


さて、先日はオウム真理教の高橋克也容疑者の逮捕がニュースを賑わせました。そんな中、自公民による税と社会保障の一体改革の修正協議において3党合意が成されました。

自民党は前回の参院選で消費税10%を公約に掲げましたので、野田総理とたいして違いがないと思われています。しかし、今回の合意が無く、民主党のマニフェストに沿った将来像を考えると、税負担が増えるのに比例して、社会保障支出も増え、将来消費税を20%以上に上げる前提とも見えてきます。

少子高齢化時代における社会保障の在り方の議論はとても重要です。といって、バラマキの為の増税に自民党が加担するわけには参りません。

税金や社会保険料を納付する方々の立場にたって、負担を抑制しつつ、必要な社会保障が行われるシステムを作る為の3党合意であるということを、ご理解いただきたいと思います。

posted by 三ッ矢憲生 at 11:51| Comment(0) | 政治 

2012年06月03日

【信玄堤】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

本日2回目の野田・小沢会談が行われましたが、話は平行線のままだったようですね。
そして、週明けには内閣改造が行われるようです。

この一ヶ月間参議院は審議が止まったままでした。その責任を野党に押し付けようというのがトレンドですが、果たしてそうでしょうか。
真剣に政治を前に進めようというのであれば、野党とも真剣に向き合わなければならないにも関わらず、民主党政権になってからの3年弱はそれをひたすら避けてきたように思えます。

思えば、党内すらまとまらないというのは、野党だけでなく、政府、民主党執行部が自党の議員達と向き合う事を避けてきた結果なのではないかと思います。

さて、自民党は昨年10月から開催されている、33回開催された『国土強靱化総合調査会』を踏まえて、明日、国土強靱化基本法案を国会に提出することになりました。
5月には、荒川区長の西川太一郎氏が、震災時の市街地の木造密集地域での家屋倒壊、火災に対する危惧と対策を訴えられました。

あの東日本大震災から1年と3ヶ月近くが経ちますが、日本は自然災害多発国家なのです。
最近では茨城の竜巻が話題になりましたが、日本には地球上にある活火山の10%が集中し、地震も多く、また国土の80%が山地、丘陵地帯で、全国どこでも土砂災害が発生する可能性を持っています。
昨年紀伊半島に大きな被害をもたらした台風からの復興も未だ道半ばですが、豪雨の度に冠水してしまう道路など、私たちの身近なところにも解決しなければならない課題は多々あります。

しかし、政府が公共投資に関してだけ極度に緊縮財政を続けている現状では、地方自治体においても独自に災害対策を行うことは難しく、結局身近な人々を守るための公共投資が進まないという悪循環です。
IMG_3161.JPG伊勢市内食堂での座談会

戦国武将として名高い武田信玄は「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」といって人こそが国の基と考えて領国経営を行い、実際に度々氾濫していた河川に『信玄堤』を築堤しました。
この堤防は江戸時代を通じて改修が繰り返され、沿岸に住む人々の生活と安全を守り続けました。

民主党は口では『国民の生活が第一』といいながら、一切の行動が伴っていません。そうした時、彼らを守る石垣や堀は全く機能しないことでしょう。

国土強靭化基本法案 概要
posted by 三ッ矢憲生 at 14:36| Comment(0) | 政治 

2012年03月08日

【24年度予算 本会議】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

本日、衆議院本会議にて来年度予算の採決がありました。昨日お知らせしたように、三ツ矢も壇上に立ち、民主党案に反対、自民党案に賛成の立場で討論を行いました。
3月8日 本会議.png

自民党の予算案

自民党は東日本復興関連の予算案には賛成なので、分割採決を提案しましたが、拒否されてしまったため予算案全体に反対せざるを得ない事を申し添えた上で、国土強靭化や、自助、共助、公助の理念に沿った社会保障の見直しなど、総額1兆円程スリムな予算案に賛成の討論をいたしました。

自由民主党の基本姿勢

一、国民に誠実に真実を語り、勇気を持って決断する政治

一、憲法を改正し、日本らしい日本を確立する

一、自己責任原則の下、個人の自由、民間の活力、地方の判断を尊重する国創り

一、地域社会を再生し、日本の美しい自然を護る

一、家族、地域、国との絆を大切にする有徳で勤勉な国民を育む教育

一、人類共通の価値に貢献する外交。日米関係を基軸とし、アジアの安定・繁栄の先頭に立つ

一、自助を基本とし、共助・公助はそれを補うとの考えで、社会政策、経済政策を行う

一、経済の再生と成長のため、研究・技術開発の推進、一極集中の是正など強靭な国土造りにより、需要と雇用を創出する

一、デフレからの脱却、財政効率化、税制改正により、財政を再建し、次世代への責任を果たす

最後に、ローマ帝国の滅亡を例にあげ、自立を促す政策の重要性を述べ、討論を終えました。

実質96兆円強となる予算は、与党によって衆院を通過しましたが、税収の倍以上の予算を如何に使うのか、国民の所得を増やして、税収を増やす考え方をしなければ、消費税が何%に上がった所で、追いつくはずはありません。
三ツ矢は、政務調査会で上記の基本方針に則って、頑張る人の報われる社会の実現を目指す政策を取りまとめていきます。
皆様の一層の御支援を賜り、なんとか日本という車にエンジンをかけていきたいと思います。
posted by 三ッ矢憲生 at 18:33| Comment(2) | 政治