本日、衆議院本会議にて来年度予算の採決がありました。昨日お知らせしたように、三ツ矢も壇上に立ち、民主党案に反対、自民党案に賛成の立場で討論を行いました。

自民党の予算案
自民党は東日本復興関連の予算案には賛成なので、分割採決を提案しましたが、拒否されてしまったため予算案全体に反対せざるを得ない事を申し添えた上で、国土強靭化や、自助、共助、公助の理念に沿った社会保障の見直しなど、総額1兆円程スリムな予算案に賛成の討論をいたしました。
自由民主党の基本姿勢
一、国民に誠実に真実を語り、勇気を持って決断する政治
一、憲法を改正し、日本らしい日本を確立する
一、自己責任原則の下、個人の自由、民間の活力、地方の判断を尊重する国創り
一、地域社会を再生し、日本の美しい自然を護る
一、家族、地域、国との絆を大切にする有徳で勤勉な国民を育む教育
一、人類共通の価値に貢献する外交。日米関係を基軸とし、アジアの安定・繁栄の先頭に立つ
一、自助を基本とし、共助・公助はそれを補うとの考えで、社会政策、経済政策を行う
一、経済の再生と成長のため、研究・技術開発の推進、一極集中の是正など強靭な国土造りにより、需要と雇用を創出する
一、デフレからの脱却、財政効率化、税制改正により、財政を再建し、次世代への責任を果たす
最後に、ローマ帝国の滅亡を例にあげ、自立を促す政策の重要性を述べ、討論を終えました。
実質96兆円強となる予算は、与党によって衆院を通過しましたが、税収の倍以上の予算を如何に使うのか、国民の所得を増やして、税収を増やす考え方をしなければ、消費税が何%に上がった所で、追いつくはずはありません。
三ツ矢は、政務調査会で上記の基本方針に則って、頑張る人の報われる社会の実現を目指す政策を取りまとめていきます。
皆様の一層の御支援を賜り、なんとか日本という車にエンジンをかけていきたいと思います。