2011年11月18日

【航空問題PT】

こんにちは三ツ矢事務所です。

11月17日(木)、三ツ矢が座長を務める自民党国土交通部会航空問題PT(プロジェクトチーム)第1回会合が、党本部で開催されました。

国土交通省航空局の担当者から、

@オープンスカイの進捗と今後ついて
A空港のあり方検討会の状況についての説明

 があり、その後国会議員との質疑応答がありました。

オープンスカイとは、航空会社数、路線及び便数にかかわる制限を二国間で相互に撤廃することをいい、これは、世界からヒト・モノ・カネの流れを呼び込み、航空自由化をすすめて、経済の活性化を推進しようとするものです。

航空問題PT2.png

三ツ矢からは、

@「日本の国益という観点から、日本の航空行政が行っている過度の規制を緩和しないと外国のLCC(格安航空会社)等との対等な競争力が図られない」

A「離島航路については、国の援助がなければ、各航空会社はコストにたえきれず、将来廃止される危険もある。」

B「地方空港の民営化は、着陸料等の値上げにつながり、航空会社ひいては利用者の負担が増す」

等の指摘をしました。


posted by 三ッ矢憲生 at 09:49| Comment(0) | 政治 

2011年10月27日

【衆議院外交委員会 TPPを斬る】

おはようございます。三ツ矢事務所です。

昨年、谷垣総裁補佐の副幹事長に就任して以来、主に党務の仕事が中心で、民主党との大連立阻止などに尽力していた三ツ矢ですが、今回の人事で、衆議院外務委員会の理事、財務金融委員会委員の仕事が追加され、ますます大忙しの毎日です。

昨日は外務委員会で50分の持ち時間で玄葉外務大臣に質問。

インターネットでは中継され、「三ツ矢さん刑事みたいだ!」との感想が流れました。

外交委員会2.png

玄葉大臣の外交姿勢を問いつつ、TPPへの交渉参加を質しました。
マニフェストにも掲げていないTPPに早急に参加すべき、バスに乗り遅れるという話はおかしく、また、情報を得るために交渉に参加するという話が本当であるならば、それは外務省の怠慢であると指摘。
いったん交渉に入りながら途中で離脱するというのは、入学前に中途退学をほのめかすようで、国際社会の信頼を失い国益に反すると厳しく追求しました。

三ツ矢はTPPへの安易な参加は、経済だけでなく日本文化そのものを破壊しかねないと指摘しました。

外交委員会.png

posted by 三ッ矢憲生 at 10:22| Comment(0) | 政治 

2011年10月14日

【オススメの一冊】

こんにちは、三ツ矢事務所です。

伊勢は明日から神嘗祭です。が、天気が若干心配です。

さて、『自由民主』平成23年10月18日号に三ツ矢の「お薦めの一冊」として、岡田尊司著『自己愛型社会−ナルシス時代の終焉』(平凡社新書)の書評が掲載されました。

事務所に若干在庫がありますが、手に入りにくいメディアでもありますので、ここに全文掲載いたします。

公共精神喪失した社会への警鐘


 日本社会の最大の問題は何なのか?巨額の財政赤字。急速に進む高齢化と人口減少。国際社会における地位の低下。激しい円高と産業空洞化の進展。震災復興と原発事故、それに端を発するエネルギー政策の転換。
 いずれも早急に対処を迫られている大きな問題であることに間違いない。

 しかし、これらの問題の底流に横たわる日本の病巣に目を向けなければ、根本的な問題は解決されないままにおかれてしまう。

 私が、本書を手にしたのは、もう数年前のことである。今、ギリシャを始めとする欧州の財政問題、米国も財政赤字の解消に四苦八苦している。日本ももちろん同じ状況に置かれている。これらは、いずれも違うような顔をしているが、問題の本質は同じである。大衆民主主義の行き着く先がそこに見て取れるのではないだろうか。

 自己愛型社会とは、著者によれば、自己愛の充足に最大限の価値を置く社会である。言葉を換えて言えば、公共精神、公徳心を喪失した社会である。例は、歴史の中に幾つも見いだすことが出来る。
 ローマ帝国を崩壊させたのも、植民地の拡大による安価な物資の流入と、自作農の没落、貧富の差の拡大、手厚い福祉政策(パンとサーカス)による都市への無産階級の流入、ローマ軍の結束や忠誠心の喪失と傭兵の肩代わりまるでどこかの国の今の状況とうり二つではないだろうか。

 産業の空洞化と若者の無気力と公徳心の欠如。生活保護は当然の権利だと考える国民。自国を守ろうという気概の欠如。

 本書では、その他にオランダの例やアメリカの問題が指摘されている。筆者は「自己愛型社会の爛熟がもたらす影響の一つは、過保護な状況によるサバイバル能力の低下である。換言すれば危機対応能力や自立能力が損なわれていくのである」と述べている。

 これに歯止めをかけるのが、実は政治に課せられた最大の問題ではないだろうか。

posted by 三ッ矢憲生 at 09:52| Comment(0) | 政治